よくあるご質問  

心臓病の治療について – カテーテルを用いる治療 Q.2

Question

アブレーション

Answer

心臓は電気の流れで動いています。正常な電気の流れとは別に異常な電気の流れが生じることで不整脈が生じます。この異常な電気の流れをカテーテルという細い管を主に足の付け根にある太い血管(大腿静脈、大腿動脈)から挿入して遮断する加療法をアブレーションといいます。主に心房細動や心房粗動、上室性頻拍等の脈が早くなる(頻脈性の)不整脈が対象となり、アブレーションを行うことで不整脈の根治が可能となります。根治率は不整脈の種類等によって異なり、複数回に渡ってアブレーションが必要となることもあります。