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平成28年改訂版モデル・コア・カリキュラムについて

2017年6月01日

平成28年改訂版モデル・コア・カリキュラムについて

 

平成28年改訂版医学教育モデル・コア・カリキュラムが平成29年3月31日に発表され、心臓リハビリテーションについても新規に掲載されました。

医学教育モデル・コア・カリキュラムは、医学教育の基礎となる大変重要なもので、各大学ともこれに準じて学生教育を行っていると同時に医師国家試験出題の基準となっています。当然、卒後臨床教育の基盤にもなっています。残念ながら、これまでは循環器系の項にもリハビリテーションの項にも「心臓リハビリテーション」に関する記載が全くありませんでした。前回の平成22年改訂の際にも本学会から「心臓リハビリテーション」についての記載を要望しましたが、採用されませんでした。

そこで、今回の改訂においては、エビデンスやガイドラインに基づいて心臓リハビリテーションに関する記載を追加していただくよう、本学会理事長、卒前・卒後教育対策部会が中心となって、多方面に要望活動を展開し、関連学会(日本循環器学会、心臓病学会、心不全学会など)の共通の要望として提出した結果、循環器疾患の項に「心臓リハビリテーション」、リハビリテーションの項に「心大血管疾患」という文言が初めて記載されました。

医学教育コア・カリキュラムに「心臓リハビリテーション」が明記されたことは、今後わが国での心臓リハビリテーションの普及と質の向上に向けて大きな意義があると考えられます。

関連するところはいかURLにアクセスいただきご確認ください。

関連するところの変更箇所を紹介します。主な変更点、新規追加を下線付きで示します。

P43

D-5-4) 疾患

D-5-4)-(1) 心不全

学修目標:

①心不全の定義と原因、病態生理(収縮不全、拡張不全)を説明できる。

②左心不全と右心不全の徴候、病態、診断と治療を説明できる。

急性心不全と慢性心不全の診断と薬物療法、非薬物療法(心臓リハビリテーションを含む)を説明できる

心不全診療における多職種連携(チーム医療)による疾病管理プログラムを概説できる。

高齢者における心不全の特徴を説明できる。

D-5-4)-(2) 虚血性心疾患

学修目標:

①労作性狭心症の病態、症候、診断、治療を説明できる。

②冠攣縮性狭心症の病態、症候、診断、治療を説明できる。

③急性冠症候群(不安定狭心症、非 ST上昇型心筋梗塞及び ST上昇型心筋梗塞)の病態、症候、診断、治療を説明できる。

虚血性心疾患の発症予防、再発予防を説明できる。

⑤陳旧性心筋梗塞の病態、症候、診断、治療を説明できる。

虚血性心疾患の薬物治療、非薬物療法(血行再建術(経皮的冠動脈形成術、ステント留置術、冠動脈バイパス 術))、心臓リハビリテーションを説明できる。

P77 

F-2-14) リハビリテーション

ねらい: リハビリテーションの基本を学ぶ。

学修目標:

①リハビリテーションの概念と適応(心大血管疾患、呼吸器疾患、癌等の内部障害を含む)を説明できる。

②・・・・

全文は文科省のHP

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/033-2/toushin/1383962.htm

を参照ください。

 

卒前・卒後教育対策部会

部会長 山科章