心臓リハビリテーション指導士認定制度委員会

■第6回認定試験は平成17年7月18日　大阪国際会議場で午後3時半から1時間にわたって行われました。試験に先立ち第一部の講習は7月16日午後、第二部は18日午前に実施しました。

予定者数200名のところ337名の受験応募があったため選考を行い、受験不許可66名、辞退や未入金12名を除く259名が当日試験に望みました。試験方法は、従来と同じ50問／60分の設問に対し5者択一のマークシート方式で実施しました。採点は試験終了後実務委員がただちに行い、さらに厳正を期すために7月29日学会事務局にて再度解答用紙をチェックし答案の再確認を行いました。

平均点は66.7±11.2点で、中央値は68点（36－90点に分布）でした。60点以上を合格とし、その結果190人が合格、69人が不合格となりました。合格率は73.4％となり、前回試験の合格率72.9%、平均点65.2点　標準偏差10.2点とほぼ同じでした。

職種別合格率は以下に示すとおりです。

■職種別合否度数

理学療法士や臨床検査技師の合格率は高いのですが、看護師の低合格率が目立ちます。一層のレベルアップを望みます。また健康運動指導士の健闘が際立っていますが、これは心リハ分野に携わる健康運動指導士の質の高さを示していると思われます。今回から作業療法士が受験資格として認められ3名の指導士が誕生しました。作業療法士としてこの分野に積極的に関わっていくパイオニアとなることを期待しています。

第7回試験は平成18年7月8日（土）名古屋での実施を予定しています。第7回より応募方法が変更されますので、ホームページを良く見て応募準備をしてください。