心臓リハビリテーション指導士の資格更新について
資格更新について
平成20年11月10日
心臓リハビリテーション指導士認定制度委員会
心臓リハビリテーション指導士の資格更新単位の変更がありましたので以下をよく読んで、更新時の単位取得に間違えないようにしてください。
心臓リハビリテーション指導士は、認定を受けた年から5年を経たとき、資格更新の認定を受けなければ、引き続き心臓リハビリテーション指導士を称することができません。認定期間は認定書に記載しております。
更新年度の8月下旬頃、更新書類一式をお送りいたしますので、お手元にとどきましたら手続きしてください。
資格更新に際しての細則の旧規定と新規定の相違点の一覧を載せます(表1)。詳しくは、心臓リハビリテーション指導士制度規則の中の細則心臓リハビリテーション指導士資格更新の所定単位(旧)(新)をご覧ください。
主な変更点
1) 5年間に習得すべき単位数を20単位から50単位とする
2) 心リハ学会学術集会参加単位を5単位から15単位にする
3) 認定期間内に最低1回心リハ学会学術集会に参加すること
4) 学術集会共同発表者および論文共著者の単位は認めない
新しい単位規定は2008年の学術集会より適用し、2009年の更新予定者より新規定を採用します。2008年の更新予定者は旧来の単位計算にて更新とします。
具体的な更新について
1)2008年更新予定者:旧来の単位規定に則り算定する。したがって、2008年学術集会参加点数は5単位であり、共同発表者ならびに共著者についても単位を認める。単位延長希望者については1年間猶予が認められているが、2009年の単位更新期限時まで旧来の単位規定とする。
2)2009年更新予定者:2008年学術集会時より新規定によって計算する。したがって、2008年の学術集会(大阪)もしくは2009年の学術集会(東京)には必ず参加しないといけない。仮に参加ができない場合は1年間の猶予があるため2010年の学術集会(鹿児島)参加で更新が可能となる。単位については、2008年の学術集会に不参加でかつその時点で単位数が0である場合は、本学会が資格更新単位取得可能と認めた学会・講習会・研究会等に7つ以上計画的に参加し、2009年の学術集会(東京)に参加すれば50単位は取得可能である。仮に取得不可能でも、1年間の猶予があるため年間3もしくは4つの学会・講習会・研究会等に参加し2009年もしくは2010年の学術集会に参加すれば2010年には更新が可能となる。。
3)資格更新予定者は、本委員会(学会)が認定する学会,講習会,研究会,教育プログラム参加証(名札)のコピー、本委員会(学会)が認定する学会発表演題抄録のコピー、本委員会(学会)認定する学会の発表論文の別刷りまたはコピー など資格更新に必要と思われる証明書類を5年分まとめて更新時に提出するので保管しておくこと。また、心リハ学会の学術集会の参加については、学会場の受付にて忘れずに単位申請用紙を提出すること。
4)本学会が認定する資格更新のための関連学会の見直し資格更新のための関連学会として以下の学会が2008年7月17日に認められた。
- 日本循環器学会
- 日本動脈硬化学会
- 日本心臓病学会
- 日本高血圧学会
- 日本成人病学会
- 日本内科学会
- 日本老年医学会
- 日本糖尿病学会
- 日本胸部外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本体力医学会
- 日本肥満学会
- 日本集中治療医学会
- 日本臨床生理学会
- 日本心不全学会
- 日本冠疾患学会
- 日本理学療法士協会
- 日本循環器病予防学会
- 日本臨床スポーツ医学会
- 日本心血管インターベンション学会および日本心血管カテーテル治療学会
- 日本循環器看護学会
- 日本臨床栄養学会
- 日本心臓血管外科学会 。
5)新規定適用者のための移行措置
(1)移行措置の適用年を2009年と2010年の2年間として、新規定適用者の便宜を図ることとする。
(2)症例報告についても更新単位として認める。認定期間中の経験症例を10症例5単位と20症例10単位とする。
→症例報告フォーマットはこちら
※記入の仕方は心臓リハビリテーション学会の、心臓リハビリテーション指導士認定制度のご案内
「3.申請書類」の3.自験例報告書
1) 自験例報告書き方 → Wordファイル
2) 自験例(症例)報告記載例 → Wordファイル
3) 自験例の不適切な書き方 → Wordファイル
以上をご参照ください
(3)認定期間中のBLSかACLSまたはICLS講習会参加についても5単位を認める。
(4)更新延長猶予期間(1年間)について、1年以上も認める。
注)資格更新についてのご質問は、学会事務局までEmailにてお問い合わせください。ご自分が何年に更新予定であるか不明の方も学会事務局までお尋ねください。
旧規定と新規定の相違点の一覧表
旧(単位)
|
新(単位)
|
|
---|---|---|
取得単位数(5年間) |
20
|
50
|
本学会学術集会参加 |
5
|
15
|
本学会学術集会参加回数(5年間) |
不要
|
1回
|
本学会学術集会発表演者 |
10
|
10
|
本学会学術集会共同発表 |
5
|
×
|
本学会学術集会座長 |
5
|
5
|
本学会認定本委員会主催の講習会参加 |
10
|
10
|
本学会認定の教育プログラム(・講演)参加 |
5
|
5
|
本学会認定の学会参加 |
3
|
5
|
本学会認定の学会での発表 |
3
|
5
|
本学会認定の講習会参加(2015年10月1日より3単位) (2024年6月1日から開催合計時間によって変動) |
5
|
1~3
|
本学会認定の研究会参加(2015年10月1日より3単位) (2024年6月1日から開催合計時間によって変動) |
3
|
1~3
|
本学会学会誌論文(筆頭著者) |
10
|
10
|
本学会学会誌論文(共同著者) |
5
|
×
|
本学会認定の学術誌論文(筆頭著者) |
5
|
5
|
本学会認定の学術誌論文(共同著者) |
3
|
×
|
本学会地方会参加 |
–
|
5
|
本学会地方会での発表(筆頭演者) |
–
|
3 |
本学会:日本心臓リハビリテーション学会
本委員会:心臓リハビリテーション指導士認定制度委員会
旧規定では本委員会認定とされていましたが新規定では本学会認定と統一しました