心臓リハビリテーション指導士認定制度委員会

■第9回日本心臓リハビリテーション学会認定・心臓リハビリテーション指導士講習会および認定試験は、第14回日本心臓リハビリテーション学会学術集会時の平成20年7月20日（日）大阪国際会議場で行われました。

受験応募者624名はこれまでの最多受験者数となりました。講習会場を2ヶ所、試験会場を4ヶ所に分けて行いました。当日欠席者2名を除いた622名が試験に臨みました。

受験者の職種の内訳は、医師111名、看護師152名、理学療法士290名、臨床検査技師43名、健康運動指導士8名、臨床工学技士1名、薬剤師6名、管理栄養士1名、作業療法士10名でした。

筆記試験は、50問／60分の設問に対し、五者択一によるマークシート方式で行いました。得点分布は平均点68.4±12.0点（分布30点～96点）でした。合格率は72.8％となり、例年と同じ程度の合格率となりました。したがって今回の受験合格者は453名となりました。
職種別合格率は以下に示すとおりです。

■職種別合否度数

合格率は職種により格差がみられるようですが、看護師の合格率が低いことが目立ちます。健康運動指導士と共に、なお一層の検討が期待されます。日常の心臓リハビリテーションの臨床実践と学習さらに当日の講習による知識の整理が重要といえます。

認定証は9月中旬以降送付予定ですのでお待ちください。資格維持のためには会員を継続することと、5年間に50単位の更新単位を取得することが必要です。なお、来年は平成21年7月17日（金）と20日（月）に東京で講習会・試験が実施される予定です。